トレーニングで犬と信頼関係を築くアジリティーの魅力

アジリティーはドッグスポーツの中でも代表的な競技のひとつです。この犬の競技の発祥の地はイギリスですが、世界のいろいろな国で競技大会が盛んに開催され、世界大会も開催されています。日本で本格的に競技大会として開かれたのは1994年のことなので、まだ日本国内での歴史は浅いのですが、世界大会への出場をかけた選考会も行われています。世界大会の選考会に向けてだけではありませんが、アジリティー専門トレーニングをするドッグトレーナーやドッグスクールなどもあり、各地に障害物コースなどトレーニングの練習場なども作られています。
アジリティーの競技の中では、犬だけでなく飼い主さんも犬に合わせてついたり走ったりすることになりますので、人間にとってもスポーツとしてストレス解消やダイエットの効果も得られます。犬のしつけや健康のためだけでなく飼い主さんの運動にもなります。犬と人間双方の健康維持ができるのもアジリティーの魅力です。
多くの愛犬家の方たちから注目を集め、積極的にアジリティーに参加するようになり、毎年競技人口が増えてきています。その背景には愛犬が競技を覚えながら上達していくことで共に達成感を味わい、愛犬との信頼関係がさらに向上することを直に感じることが出来るからではないでしょうか。アジリティーは、トレーニングや試合のときだけでなく日頃から愛犬とコミュニケーションをとって信頼関係が築かれていないと良い結果を残せません。普段の犬との接し方が結果や成績に直結して現れます。
アジリティーは人と犬がペアになって行うドッグスポーツですが、英語では機敏、軽快、敏捷さ、鋭敏さなどの意味を持っています。文字通り、俊敏な動きが求められる競技です。大会などの競技場では、たくさんの人がいます。また、リードをつけない状態で障害をクリアしていくことになります。その際に必要とされるのは集中力とスピードと正確さです。犬が飼い主を信頼していないと競技に集中できなかったり、うまく障害をスムースにクリアできなかったりミスにつながります。実際に信頼関係が築かれているペアが良い成績を残していることも結果として現れているようです。また、アジリティーを始めたことで犬のわがままな行動がなくなったり、トレーニングを通じてさらにきずなが深まったという声も多く聞かれます。

アジリティーはコースと時間の減点競技

犬のスポーツで障害物競走としてとても注目を集めているアジリティーの競技方法について解説します。アジリティーはたくさんの障害物が設置されたコースを決められた標準タイムの中でクリアしてゴールするドッグスポーツです。
まず、競技に出場する犬のことを出陳犬といい、出陳犬に障害物をクリアするように誘導する人を指導手といいます。設置する障害物や規則などのルールは競技会の運営団体によっても少し違う場合があります。出場する場合は、犬にきちんとしたしつけとトレーニングを行い、ルールと障害物については出場する予定の大会運営団体に事前に確認しておきましょう。
アジリティーの障害物では、犬の肩の高さによってジャンプしてクリアする障害物の高さや制限時間が決められることになります。参加クラスは経験や実績によりいくつかのクラスに分かれています。運営団体によっても違うのですが、クラス分けの例を紹介しておきます。最初はスタータークラスから始めます。スタータークラスでタイトルを獲得すると次のアドバンスクラスに昇格します。さらにはマスタークラスまで上位クラスへとステップアップを目指していくことができます。
これらのクラスの中もいくつかに分けられていて、レギュラークラス、ベテランクラス、スペシャルクラスの3つに区分されています。それぞれ設定されるコースの標準タイムや障害物も異なります。アジリティーでは、コースフォルトといってコース内での失敗による減点と、タイムフォルトという時間での減点によって、減点が少ない順に順位を競います。
最初はスタータークラスから開始することになりますが、徐々にステップアップして、もしかするとアジリティーの世界大会選考会への出場、さらにはアジリティー世界大会への出場を目標とできる実力を備えることが出来るようになるかもしれません。

アジリティーのトレーニングを犬と始めるコツとは?

アジリティーは犬とにきずなを今まで以上に深めることができるとても魅力的な競技です。人と犬の双方にとっても運動として健康的であることは前にも述べました。
トレーニングも最初のうちは簡単に出来ることから始めましょう。いきなり次々と障害を越えさせても犬は戸惑うばかりです。焦らずにちょっとずつ犬とのきずなを深めながら障害をクリアできるように進めましょう。特に最初はアジリティーは楽しいということを犬に感じさせてあげることが上達への近道です。ちゃんとできたときはたっぷりと褒めてあげて楽しさを実感させてあげてください。犬にとっても褒められることが自信につながります。自信がつくと吸収も早くなっていきます。犬だけでなく、指導手となる飼い主さんのトレーニングでもあります。指導手の合図で障害を早く正確に越えられるようにお互いの信頼関係を築きながらトレーニングを進めていきましょう。
アジリティーを始めるのに自宅でも楽しめる商品がいくつか販売されています。ペットフードなどを販売しているおなじみのドギーからのものが手軽でおすすめです。価格も\4000から\5000程度でインターネットでの購入も可能です。ドギーから販売されているのは、はじめてのアジリティーシリーズです。ハードル、トンネル、スラローム、ドギーシーソー、ソフトタイヤなどが用意されています。アジリティーの楽しさを犬に知ってもらうためにも、出来ることからトライさせてあげて、褒めながら少しずつ練習していくのがコツです。

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